(2019年9月13日締切ました)
プロジェクト「修復のモニュメント」では
一緒に作品を作ってくれる
ひきこもり当事者を募集しています。
自身も3年のひきこもり経験のある現代美術家・渡辺篤が、
ひきこもり当事者と対話型の共同制作を行います。
閉ざされた場所に居る人たちの声を作品を通じ社会に発信したい ‼︎
(2019.08.10公開、09.07更新)
<応募概要>
<参加条件>
●「ひきこもり」の当事者をはじめとする、孤立の問題と向き合う人
…「ひきこもり当事者」、「ひきこもり経験者」、「ひきこもりを子に持つ親御さん」、「何らか孤立の問題と向き合う人」いずれかに該当する人。
●お約束を守れる方。守りづらいことがある場合、投稿フォーム内にてお伝え下さい。
…例:よく遅刻してしまう/つい感情的になってしまう、など
<選考方法>
●様々な背景を持つ方を数名、選出させていただきます
…「年齢」、「性別」、「モニュメント案」などを踏まえて考えます。
…今回は展覧会開催を予定し、制作期間が限られているため実際に共同制作を行うのは5名程度のみです。
…もしも選考から漏れたとしても、別の機会に共同制作のご提案をさせて頂く場合があります。
●日本全国どこからの応募でも受け付けます
…制作場所についてご相談させて頂きます。
…渡辺篤のスタジオは横浜にあり、基本的にはそこで制作をする事が考えられますが、遠方でも渡辺が出張する場合もあります。
●締め切りは共同制作者5名程度が決まるまで
…先着ではありませんが、候補者が決まり次第締め切ります。このページでご報告します。
→追記:2019年9月13日締切
<その他>
●展覧会や発表について
…2020年2月下旬頃開催予定の展覧会での展示公開や、書籍やチラシへの画像掲載の可能性があります。
●制作と対話について
…実制作は2日ほど。2019年8月下旬から2020年1月末までの間で実施日をご相談します。
…共同制作者さん自身のひきこもりの事情(もしくはひきこもりを家族に抱える事情)にちなむ、モニュメント(造形)の案をご指定いただきます。
…共同制作中、モニュメント案についての背景などについて対話し、ビデオに収めます。顔は映像には映らず、個人が特定されないよう発言内容も編集します。
●モニュメントについて
…モニュメントの造形においては以下の様なものも作れるかもしれません。
▷モニュメントとその理由の例
・飼っていた愛犬(ペットロスの経験)
・父親の顔(毒親である父と顔を合わせる度に萎縮してしまう)
・ひきこもっていた実家の部屋(すでに一人暮らしをしているがひきこもりの頃を思い出す)
・小学校の校舎(いじめにあっていた場所)
・額に入った絵画(美大を中退した頃から絵を描けなくなってしまった)
・多くの眼球(人の目が気になってしまう時期が続いた)
・カーテン(ひきこもっていた時、空を見るのが怖かった) などなど。
これは無理かなと思うもの、抽象的なもの、かなり大きいものなど、アイデアはどんなものでも構いません。
●作品の著作権と販売・報酬について
…共同で制作されたもの(モニュメント/映像など)は共同著作物となります。
…作品は展覧会で展示され、販売も予定しています。収益は3者「販売元(ギャラリーなど)」/「渡辺篤」/「共同制作者」で分配します。分配方法は後日ご相談させて下さい。
…展覧会やイベントへの作品出展においては渡辺篤が権利を保持します。可能な限り共同制作者に報告をします。
…共同制作者のお名前の表出は基本的にはイニシャル表記を想定しています。実名やニックネームを希望する場合はご相談下さい。
・作品の管理について
…作品倉庫を持つ渡辺篤(もしくは渡辺の代理人)が管理をします(倉庫所在地「横浜市南区」2019年9月現在)。作品販売後は購入者が所有することとなります。
※上記全てに合意いただける方のみご応募下さい
※個人情報の管理には注意を払います。知り得た情報は、作品やその解説においてのみ使用し、その場合も合意を得た範囲でしか使用しません。
※応募前のご質問や取材のご依頼などはこちらからお願いします。
※ご返信には数日ほどかかる場合がございます。ご了承下さい。